陶芸 ceramics
「美術の森・彩遊舎」は、
つくば研究学園都市、紫峰筑波、水郷霞ヶ浦に囲まれた自然豊かな環境にアトリエ、事務所を構えています。
1985年より陶芸と絵画の美術教室「彩遊舎」としてスタート。現在は「ピカソくらぶ」、「創作陶芸まるさんかくしかく」が加わり、まさに美術の森にふさわしいコラボとして形成して来ました。
「美術を通して私たちに何ができるのか・・・」
これが一貫した私たちのテーマでもあります。
人間として生まれてきて誰もが皆、人間らしく生きられること、
これは簡単そうで難しい人類の課題でもあるのでしょう。
今こそ、過去と自然に学ぶべき時代だ、
と言えるのではないでしょうか。
アートの力・・・私たちは伝えたい!
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陶芸会員の作品をランダムに紹介しています。
(不定期更新あり)
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日本ヴォーグ社「陶芸を楽しむ」 樽沢泰文 著
全国の図書館においてあります。現在は絶版扱いになっていますが、amazonなどのネットで購入できます。




焼きものができるまで・・・
粘土は、長石などが数百万年という単位で風化→移動→堆積し寝かされて出来上がった貴重な鉱物です。乾燥すると縮み、焼くと縮むことによって丈夫な器に変身するわけです。
我が国の焼きものの歴史は、今から一万年以上も前の土器時代、釉薬のかかっていない(無釉)の時代に始まります。須恵器、ろくろ技術の革新、釉薬の発明と色とりどりの時代へと移っていきます。
粘土に灰を加えるとガラス成分の多い釉薬になり、器の表面を丈夫な皮膜で覆います。東アジアにおいて中国、朝鮮の陶磁器文化の影響によるところは非常に大きいですが、我が国でも桃山期以降、茶の湯の文化によって独自の世界が形成されました。磁器の分野では、朝鮮の陶工らが有田で陶石を発見したのが始まりとされ、中国の景徳鎮に代わって輸出向けの製品も大量に作られました。明治以降、ヨーロッパから工業的窯業技術が逆輸入され、世界に誇る陶磁器産業を確立しました。
今日では、アマ、プロ問わず小規模陶芸の分野においても多種多様な個性的な表現の媒体として裾野が広がってきています。

⑤窯出ししてすぐに籾殻や新聞紙など、燃えやすいものの中に入れて燻します。燃やすものや時間によって色が変わります。
③いよいよ焼成です。これは楽焼の窯焚きのシーンです。温度計は、炉内の空気の温度を測っています。ガスバーナーです。
④楽焼の窯の中です。黒楽がオレンジ色をして輝いていますね。そろそろとり出しましょう。
②粘土の紐を積み上げて作った急須。
これは素焼きといって800℃前後で焼いてあります。吸水性が高いのと、形が丈夫になっているので釉薬を掛けるのに都合がいいのです。
①これは、手びねりという技法でマグカップの成形が終わったところです。
その向こうは、小さな蓋物、美味しいものをチビっと入れる?(笑)
のだそうです。

⑥熱いうちに水に入れて冷却します。完成です。抹茶を点てて皆さんで鑑賞会です(笑)
楽焼は30分から一時間程度で焼きあがって来ます。まさに戦の時代ならではの醍醐味と言えるのでしょう。
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彩遊舎の会員の皆さんの活動をご紹介しています。この笑顔をご覧ください。この場は、皆さんの癒しの場にもなっているのでしょうね。強制なし、自由な意志で「今」という時を共有する仲間たちです。
これから始めてみたいと思っている方、興味を持っている方、どうぞいつでもお待ちしています。
見学も、体験も大歓迎です。
お問い合わせは、HP 「CONTACT」欄よりメールにてよろしくお願いいたします。