絵画コース/美大受験 他
日常の忙しさのなかに過ぎていく毎日。そんなとき道ばたに咲く小さな花にふと足をとめる、空を見上げては 夕日の美しさに癒され また、旅先の雄大な自然に心踊る。そんな感動を絵に託して表現する、それが絵を描く楽しみでもあります。
移りゆく季節 花や風景 ちいさな虫や果実などスケッチ、はがき絵、デッサン、水彩画、日本画やアクリル画、いろいろな画材や技法を用いて取りくんでいきます。 皆さんも きっと絵を描いていく中で、自分を見つめなおし、また 新しい自分を発見することでしょう。
森の神(部分)/日本画
雲肌麻紙に膠と岩絵の具で描く
森の神/
日本画
ツバメのいる長蔵小屋(尾瀬)/透明水彩 ワトソン紙で描く
習作など・・・
Slide show
作品アルバムより・・・
絵の具のはなし・・・
絵を描くときの材料はいろいろありますが、まず鉛筆とスケッチブックを用意するとよいでしょう。
スケッチブックに 鉛筆で身近にあるもの、たとえば花やくだもの、風景などを描き、それに絵の具で色をつければ 水彩画になります。
水彩絵の具には、鉛筆のタッチが透けてみえるような、透明水彩絵の具(ホルベイン社など)や 不透明水彩絵の具(ペリカン社など)があります。
はがきや色紙に描いてもよいですね。
ちょっと専門的になりますが、日本画の材料について説明します。
日本画は、 和紙(雲肌麻紙など)に 岩絵の具で描いていきます。岩絵の具の代表的なものには、天然の藍銅鉱を原石とする群青、貝殻を風化させて砕いた胡粉の白、蓼藍という植物から作られる藍、孔雀石を原石とする緑青、他にも、辰砂、朱、藤黄‥。それらの美しい色は、京都や奈良の寺院の襖絵でもおなじみです。岩絵の具は さらさらの粒状や粉末でできていて、画面に接着させるには、膠(動物の皮や骨を加工したもの)で溶きます。ちょっとテクニックが必要ですね
初めての方には、水だけでつかえる、顔彩や棒絵の具もあります。
さあ、それでははじめましょう。 (講師、樽沢純子)
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